令和5年12月27日 (水曜日)午後6:30~8:00
いわきワシントンホテル椿山荘(いわき市平字一町目1)
番 組 名:「リスクコミュニケーション~これから来る災害に備える~」
放送時間:毎週土曜日 正午~(15分間)
ナビゲーター:坂本美知子
「災害とメディア研究会」のお声がけで、放送文化基金の助成を受けて制作している番組です。
リスクコミュニケーションとは、社会を取り巻くリスクに関する正確な情報を様々な立場の人たちで共有し、お互いに意思疎通を図ること。
この番組では、これまでに被災の経験がある様々な立場の方に被災経験をお話しいただき、専門家に分析・解説していただくことで、いつ起こるかわからない災害への備えや 命を守るための判断材料、とるべき対応について、みんなで話し合い、考えていただくためのきっかけとなることを目的に制作しています。
・防災の基本は自助・共助・公助を合わせること。いつ起きてもおかしくない災害の被害を最小限にするには自助・共助の力を高めることが大切。それを踏まえて、専門家、被災者、行政、被災者の体験談が自分事としてとらえられるのではないかと考え、結果として自助・共助につながると期待できる。
・10月からの放送ということで9月の台風の教訓を風化させないためタイミングが良かった。放送時間は、家族がターゲットとすると 土曜の正午ではなく、夕方以降の家族のくつろぎ時間の方が効果的ではないか。
・防災EXPOでのインタビューの内容は気に入っている。ただのインタビューで終わらせずもっと突っ込んで聞きたい。
・専門家の対応に違和感を覚えた。高い所から見下ろしているように感じる。
・リスクコミュニケーションであっても、人と組織、それをどう継続させるか。今後どう変わるのか注目していきたい。同じ目線に立って話していただきたい。
・横文字「リスクコミュニケーション」耳なじみがない言葉がやっぱり気になる。はじめから日本語で言ったらいいのにと思う。
・出演している先生方は 学問的に災害を研究しているのかもしれないが、被災者の経験や要望などを吸い上げるようなやり方の方が良いのではないか。経験が一番リアルな言葉になる。
・聞いていて疑問に思ったことは全部質問してくれた。
・今回の豪雨の被害に遭っている自分としては、遠藤会長のインタビューは「こうしておけばよかった」と納得できた。
・専門家の人の話は、見下されているような感じに聞こえた。
・災害への備えについては専門家のことばより、被災者の言葉が響く。住民の生の声の方が説得力がある。
・タイトルの「リスクコミュニケーション」が引っかかる。一般的には、化学薬品・食品等の分野で使われる言葉だが、災害に使うものと断定してしまっているのが気になる。
・災害の経験談というのはこれまでも何度も放送してきているが、新たな切り口でないとなかなか難しい。それをきちんと出していけるようにしてほしい。
・リスクコミュニケーションという言葉は聞いたことが無かった。聞いたことが無い言葉を理解するのに時間がかかる。ちゃんと説明したうえで、わからないときは質問を受け付けて、質問に対する回答が欲しい。
・原発事故当時は政府や行政、メディアも慌てふためいていたのではないか。専門家と称する人たちが、断定をしない、言質をとられないようにしている。その結果、被災地では右往左往する。専門家の一人として反省してほしい。自分たちは高い所にいて、自分自身の反省が無かったことに不快感を覚えた。
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