【8月のゲスト】
いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび
代表 緑川琴江さん
このページの下部では、
耳の不自由な方のために トーク内容の文字起こしを行っています。
8/1 いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび について
https://www.instagram.com/mogunobi_are/
https://www.facebook.com/mogunobi/
「FMいわき 子育てひろば『みんなでサポトーク』」毎週木曜日 17:24頃~放送中!
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<文字起こし>
蛭田まい(以下蛭田):
いわき市の子育てにまつわる様々なお話を伺う「みんなでサポトーク」。8月のゲストをご紹介します。
『いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび』代表の緑川琴江さんです。よろしくお願いします。
緑川さん:よろしくお願いします。
蛭田:
はじめましてですよね。
緑川さん:
はじめまして。
蛭田:
今日私も楽しみにしております。
緑川さん:
ありがとうございます。
蛭田:
早速なんですが、もぐのびさんについて教えてください。
緑川さん:
はい。もぐのびは、主に食物アレルギーを持つ子供と母親が集う会で、食物アレルギーに関する情報交換とか、喘息・アトピーなど食物アレルギー以外のアレルギー疾患の情報共有もしている団体です。
蛭田:
今、アレルギーってすごく様々と言うんでしょうか、ほんとに幅広くて。私も子育てしながら、「これってアレルギーなのかな?」とか、「あれ、このぶつぶつ何?」とか、 「これ食べていいのかな」とか、すごくちっちゃいことでも気になってしまいます。こういう団体があるということを私今日知りまして、ほんとに興味を持っています。
緑川さん:
はい。活動自体は長くやってるんですけど、「こんなこと(周りに)言っていいのかな」っていうお母さん方がやっぱり多くって。団体に混ざろうかなっていうのはハードルが高いんだなっていうのを すごく感じます。なるべくハードルは低くしてるつもりなんですけども、なかなかこう、ちょっとたどり着かない部分って多いのかなっていうのを実感してます。
蛭田:
じゃ、もう今日はそういうところも含めて、この1ヶ月間はハードルを下げていきましょう。
さて、アレルギーという言葉なんですが、ほんとによく聞きますけども、そもそもアレルギーとは何なのかということで、日本アレルギー学会のホームページから私が紹介させていただきます。
アレルギーとは、 免疫学的な機序によって体に症状が引き起こされることを指します。私たちの体には、ウイルスや細菌など病気を引き起こす異物から体を守る免疫という仕組みがあります。
この仕組みが、ダニやスギ、花粉、食物などある特定の異物に対して免疫が過剰に反応して体に症状が引き起こされることをアレルギー反応といいます。
アレルギーの病気としては、全息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、花粉症などがあります。
ということなんですね。ほんとにこう、私たちの生活と密接に関わっていますよね。
緑川さん:
そうですね。アレルギーって言われた時に、なんとなく食物アレルギーのぶつぶつが出るイメージが強いと思うんですけどね、 花粉症もって言われると、これもアレルギーなんだっていう感じがすると思うんです。
蛭田:
身近すぎました。ああ、って思いました。
緑川さん:
そうです。本当に日本人の本当に多くの割合がアレルギー疾患を持ってるって言われてるぐらいなので。
蛭田:
ですよね。花粉症って聞いて、ほとんどだなって思ってしまいました。
緑川さん:
いわきはね、花粉の飛散量はワーストだそうなので。
蛭田:
東京の友達がいわきに遊びに来て、花粉症を発症したって言って帰っていきました。
緑川さん:
本当にそうなんです。私、勿来に住んでるんですけど勿来に戻った瞬間に目が痒くなる時期があります。なので、うちのサークルのメンバーは春は 我が家に来れないっていう感じですね。
蛭田:
いわきも広いですから、花粉の多いところと落ち着いたところが あるでしょうね。
緑川さん、差し支えなければなんですけども、アレルギーに関して、ご自身の体験談というか、お子様に関してでもあれば教えていただけますか。
緑川さん:
そうですね。うちの息子が1歳くらいの時に、牛乳と卵にアレルギーがある ってことがわかって。
蛭田:
病院で?
緑川さん:
病院でですね。離乳食を進めてるうちに蕁麻疹とか、あと吐いちゃったりとかっていうことがあって。これはなんだろうっていう感じで、すぐに病院に行ったらアレルギーっていう風に診断をされた経緯があったんですけど。そこから本当に自分自身の情報がなかったので、仲間たちと出会うまでがすごく大変だった記憶があって、 そういう記憶からこの活動を始めたっていう経緯があります。
蛭田:
お子さんが1歳の時にっておっしゃいましたけど、今は何歳ですか。
緑川さん:
今、15歳になりました。
蛭田:
ということは、14年ぐらい前。その頃はもちろんインターネットありましたけども、今みたいにちょちょっと検索してっていうこともなかなか難しいというか、情報も乏しかったですよね。
緑川さん:
そうですね。15年前って、アレルギー疾患に対する治療って、例えば東京とか、大きな都市でするものっていうイメージがまだあって。いわきでアレルギー疾患で治療を受けますっていうのってあまり身近ではなかったんですね。
蛭田:
なるほど。
緑川さん:
その身近じゃなかったために、結構迷いが多かった感じがします。
蛭田:
親御さんとしても、こう、どうしていいかわからないっていう時期に発症してしまったっていうことですね。じゃ、苦労されましたよね。
緑川さん:
そうですね。なんか、本当に毎日、日々、すごく必死に息子が食べれるものを探してました。
蛭田:
きっとね、そうやってもがきながら、緑川さんも頑張ってらっしゃって。今、息子さんがね、無事15歳になられたと いうことですね。
次回からは、お子さんとその親御さんを取り巻くアレルギーについて、是非とも色々なお話を伺っていきたいと思うので、引き続きよろしくお願いいたします。
緑川さん:
はい。よろしくお願いします。
蛭田:
「みんなでサポトーク」。今日は、『いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび』代表の緑川琴江さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
緑川さん:
ありがとうございました。
蛭田:
来週もいろいろなお話を伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>
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