【8月のゲスト】
いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび
代表 緑川琴江さん
https://www.instagram.com/mogunobi_are/
https://www.facebook.com/mogunobi/
このページの下部では、
耳の不自由な方のために トーク内容の文字起こしを行っています。
8/8 親子を取り巻くアレルギー について ①
福島県アレルギー疾患市民講座
https://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045a/arl-shiminkouza.html
「FMいわき 子育てひろば『みんなでサポトーク』」毎週木曜日 17:24頃~放送中!
✉皆さんからのメッセージを募集しています。
日々の子育て話はもちろん、あれってどうなの?こんなことを取り上げて欲しい!など、
質問・ご意見も大歓迎!メッセージフォームから送ってください!
<文字起こし>
蛭田まい(以下蛭田):
今月は『いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび』代表の緑川琴江さんにお越しいただいております。
さて、今回からは「子どもとアレルギー」ということで、お子さんとその親御さんを取り巻くアレルギーのお話を伺っていこうと思います。緑川さん、よろしくお願いします。
緑川さん:
よろしくお願いします。
蛭田:
今週はですね、もぐのびさんに参加している方の体験談などを伺っていこうと思うんですが、皆さんどんな思いでいらっしゃるんでしょうか。
緑川さん:
はい、そうですね。参加してくれるお父さん、お母さん方の中で一番多いお話が、(幼稚・保育)園とか、学校とのお付き合いの仕方とか、どうやってアレルギーと付き合っていこうかっていうお話がすごく多いように感じてます。
蛭田:
そっか。入園をこれから控えるとか、そういった時に、 先生にもお伝えしなきゃいけないし。で、その子はまだ小さくてなかなか自分で言ったりとかできないから、やっぱ親御さんがサポートしないといけないですもんね。
緑川さん:
はい。
蛭田:そういうことで、やっぱ悩まれているけども、その団体に行くことで、参加することで、意見交換みたいなのが。
緑川さん:
そうですね、やっぱり話していく中ですごく多かったのが。はい。こんなこと聞いちゃうと、 ちょっと何かしらって思われるんじゃないかしらっていう感じだった人たちが、自分たちだけじゃなかったんだって言ってもらえることが多くなって。
蛭田:
そっか、お医者さんに行っていいかどうかわからないけども、でも、その場だったら、「これってどうなの?」っていう風に聞けて。
緑川さん:
そうですそうです。
蛭田:
で、先輩ママさんとかパパさんが、それ行った方がいいよっていう風になったら行く(という判断ができる)と。
緑川さん:
そうですね、あとは、私たちも一緒だったよっていう話を。
蛭田:
もうどんなに心強いか、それは。
緑川さん:
「みんな同じように悩んで、みんな同じように失敗して、 みんな同じように子供にごめんって言いながら生活してたよ、大丈夫大丈夫」っていう感じの。決してママたち、パパたちが勉強不足だったからこういうことが起きてるわけじゃなくて、 みんな最初0からだから一緒にやっていこうっていう感じの話をしてました。
蛭田:
多分、すごく悩まれると思うんですよね。お子さんにブツブツできて…とかね、アレルギーだと。でも、そこでお仲間さんがいらっしゃると、 やっぱり意見も出て視野も広がっていくでしょうし、行動ももっともっとできるようになっていきますよね。(最初は)アレルギーに対する知識がない状態だと思うので、そういった場で学んでいって。
緑川さん:
そうですね、やっぱりどうしてもお医者さんに係ることなので、難しいんです。そもそも情報自体が。
蛭田:
そうですよね。完全な素人判断は良くないですよね。
緑川さん:
そうです。だから、本当にしっかりお医者さんに受診することは最低限なんですけど、それでわからないことは一緒に噛み砕いてお勉強しよう とか、子供にどうやって伝えていくか一緒に考えようとかっていう風に、ハードルをちょっとずつ自分の中で上げていけるようなお手伝いができたらいいなと思っています。
蛭田:
なるほど。アレルギーにはやっぱり正しい知識を持つって、お母さんとお父さんが持つっていうことと、あとはやはり、まずはお医者様に適切な診断をしていただくっていうことが やはり必要ですね。
緑川さん:
絶対大事ですね。
蛭田:
その前の段階の話は是非、もぐのびさんで、お話をしていただけたらと思います。それで、福島県では、色々な手助けがあるということで。
緑川さん:
はい、そうですね。福島県では、その判断の手助けになるように動画を公開しています。毎年、アレルギー疾患に対する市民公開講座っていうものを 公開してるんですけれども、昨年度ぐらいから、年間通して専門医の先生方の公開講座を動画で視聴できるようになりました。アトピー性皮膚炎のスキンケアについてなど、お子さんだけでなく、大人の方でも参考にしていただけるようになっているので、詳しくは「福島県アレルギー疾患市民講座」で検索していただけるとありがたいです。
蛭田:
大人の方向けかと思いきや、お子様でも見て勉強になるという動画になっているんですね。わかりました。「福島県アレルギー疾患市民講座」と検索をすれば出てくるということですのでね、私もぜひチェックしてみたいと思います。ありがとうございます。
今、お話を伺ってきて、 正しい知識を持ってお医者様にかかるっていうふうなことでしたけども、食物アレルギーばっかりなんとなく頭に来ちゃいますけども、さっきおっしゃったアトピー性皮膚炎。これも、アトピーは食物からでもないっていうことですもんね。私、もうほんと知識がだいぶあれですけど、何か外的な(ものが)?
緑川さん:
これほんとに難しい話で、これはやっぱり専門の先生にお聞きいただくのが一番だと思うんですけど、乳幼児の肌ケアってすごく大事だっていう風に最近言われてて、 小さいうちに肌をツルツルにしておけば、 アトピーとか、その他の食物アレルギーとか、喘息とかっていうようなアレルギー疾患につながりづらいっていうことが言われてきました。
蛭田:
最近ですか。
緑川さん:
この内容についても、このアレルギー疾患市民公開講座で きちんと先生方が発表されてるので、すごくわかりやすいんです。ぜひ見ていただければと思います。
蛭田:
わかりました。なんかもう、赤ちゃんだから、潤ってるから大丈夫でしょうじゃなくて、ちゃんと潤わせなきゃって。私も、ハッて思いました。
緑川さん:
そうなんです。本当にこれ、すごく難しい話になっちゃうんですけど。いいオイルを使えばツルツルになる、と愛情で思うけれど、食物由来のオイルを使うと、もしかしたら(アレルギーの)リスクが上がる可能性もあるので。
蛭田:
なるほど。
緑川さん:
やはりアーモンドオイルとかオリーブオイルとか、
蛭田:
自然(由来)のもの。
緑川さん:
すごく良いものなんだけれども、まずはオイルを使う前に お医者さんの受診をしていただけると。
蛭田:
そっか。
緑川さん:
もしかしたら、この子ちょっと肌が荒れてるから、自然のオイルじゃなくて、ちゃんと治療した方がいいねって言われることもあるし。心配なことがあれば、自己判断はしない方がいいかなと思います。
蛭田:
すごい勉強になりました。そうですよね、オイルを使う使わない、治療するっていうのも、お医者様に(聞けば)いいんですもんね。そういった事でも。
緑川さん:
そうです。
蛭田:
保湿どうしましょう。ってね、聞けばいいんですもんね。
緑川さん:
皮膚科のお医者さんでも、小児科のお医者さんでも。例えば肌荒れが気になるお子さんだと、そこからアレルギーになる可能性も最近では言われてるようなので。
蛭田:
保湿が大事になってきますよね。分かりました。いや、今日もすごく勉強になりました。まずはね、「福島県アレルギー疾患市民講座」を皆さん、是非見ていただきたいと思います。
みんなでサポトーク。今日は、『いわき市アレルギーっ子交流会 もぐのび』代表の緑川琴江さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
緑川さん:
ありがとうございました。
蛭田:
来週もいろいろなお話を伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>
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