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お知らせ

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2024.08.17

8月17日(土)サタプラ特派員レポート

まだ間に合う・夏休みの自由研究! おとなも楽しめる!
化石発掘実体験ができる「いわき市アンモナイトセンター」(by.たっく)


写真上アンモナイトセンター入り口 後方建物の屋根の下が露頭展示スペース
下 化石体験発掘の様子(写真・いわきアンモナイトセンター)

 

今回お伝えするのは、わがいわき市が誇る文化財「いわき市アンモナイトセンター」についてです。
アンモナイトセンターは、
約8,900万年前のアンモナイトなどの化石が集中して発見された地層を
そのまま建物で覆った日本に唯一の露頭型展示施設と屋外体験発掘場からなります。

屋外体験発掘場は、自分で地層から化石を発掘することができるということで、
この日は駐車場に福岡や春日部など 遠方や、関東地域ナンバーの車が多く見られました。
そして暑い中、おとなも子どもも集中して発掘作業に取り組んでいる他、
露頭展示スペースでは様々な化石を熱心に見る方たちの姿がありました。


写真 左 玄関入ってすぐのところにある想像図
右 アンモナイトについて解説図とお話を伺った研究員の歌川史哲(うたかわふみあき)さん・(理学博士)です

 

このいわき市アンモナイトセンターについて研究員の歌川史哲さんにお話を伺いました。

アンモナイトセンターはどのような施設ですか?
「基本的には化石を保存して展示する施設です
それを観覧していただくことができます
天然記念物なのでふだん展示施設での発掘はできませんが地層は外に続いているのでこの場所で発掘体験を土曜日曜にしていただいています
子どもはもちろんですがおとなも発掘するのに夢中で取り組まれます」

そのほかのイベントはありますか?
「化石とは関係ないのですが昆虫採集や星を見るなどのイベントは行っています。
陶芸などのイベントもありますが、
イベントの種類により参加する子どもさんの年齢層が変わります」

アンモナイトセンターの歴史について教えてください
「1992年にスタートしました」

これまで行ってきた展示で特徴的なものは?
「顕微鏡で見るサイズの展示をしました。
微化石の展示はおとなの方たちに人気がありました」

・・・新たな発見について
「2022年には、ここで見つかった8,900万年前のアンモナイトの化石4種のうち
1種は日本初の発見、もう1種も県内初の発見、
さらにほかの2種も貴重な種であることが分かった。
発掘体験で見つかる化石には貴重なものもある。
研究者と一般の利用者の協力が発見につながった」と県立博物館の研究者が語ったというマスコミの報道がありました。


写真上 露頭展示の様子・大型のアンモナイトなどの化石が大量に見える
写真下の3点 アンモナイトなどの他サメの歯なども

見学の料金や条件などについて教えてください
「いわきの小・中・高・高専生までは土曜日曜は無料で見学ができます」
その他詳しくはご利用案内をご覧いただければと思います」

お子さんが自由研究をするとしたら、この施設でどのようなテーマが考えられるでしょうか
「今の子どもさんたちの自由研究はただ標本を採集して並べて終わりとはならないということで
テーマが必要だったりするようです。
標本を採集してから考えなければならないことが結構あるようですね

ここは化石をたくさん出しても1か所なので時代が限られているところがあります
同じ時代にどのような生物がいたのだろうとか
当時の自然環境や生物の食物について調べてみるのもよいかと思います」

おとなの方たちにはどのような点に魅力を感じていただけそうですか
「他地域での”発掘”はあらかじめ用意された岩などを砕いて化石を探すということが多いようです。
ここでは実際の斜面にある地層にへばりついて発掘ができるというところを楽しんでいただけます。
リアルな発掘ができるわけですが、そんなことができるとは思われないらしく
パンプスやハイヒール、サンダルなどで発掘をしようとお越しになる方もおられます。
これは傾斜のあるところでの作業なので危険です。
スニーカーや長靴など安全に発掘できるはき物でお願いします。
ヘルメットやハンマーなどはお貸ししますが
軍手と発見した化石を入れる袋はご自身で用意してください」

これからどのような企画を考えておられますか
「企画展は いわきだけではなく、夏は 古生代・新生代・中生代の化石の展示を
お互いつながった地層の地域で考えています」

———————————————————————————–
・・・いわき市アンモナイトセンターへ行く道は、田んぼや畑が多く自然の風景がすばらしいところですが案内板などが少なくわかりにくいように思いました。
(カーナビなどを使うとスムーズに行けます)
また、人里はなれたところにあるのでどうしても交通機関が自家用車や観光バスなどに限られてしまうところがもったいない気がします。
いわき市アンモナイトセンターのような市が持っているすばらしい資源をどう活用していくか考えていくことが必要だと感じました。
まずは現地に足を運び、展示の様子や発掘を楽しみたいものです。

いわき市アンモナイトセンター

(by.たっく)

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