入遠野のガラス工房 studioRISAは 今年20周年を迎えました

写真左上（写真studio RISA）西郷匡史（さいごうただし）さん
その下・西郷さんの作品下半分に霙（みぞれ）模様が入ったボトル（税込4,400円）
右下半分に霙模様、上半分にカットの入った鉢（税込8,800円）
写真右（写真studio RISA）難波立子（なんばりつこ）さん
その下、難波さんの作品
左の黄色い模様入り鉢（税込4,950円）　右の青い模様入り鉢（税込6,600円）

0

ガラス工房studio RISAは今年で２０周年を迎えました
studio RISAはどんなところなのでしょう
ここでどのような作品が生み出され、さらにはどのような体験ができるのでしょうか
秋も深まった入遠野のスタジオで難波立子さんにお話を伺いました
0

studio RISAで作品作りをしていらっしゃるのはどのような方でしょう

「私と夫の２人です。私の姓は西郷ですが作家としては難波立子として活動しています」

西郷匡史さんの作品は透明ガラスのものが多く難波立子さんの作品はカラーものが多いとのことです。
形として西郷さんの作品は直線的なフォルムが多く難波さんは丸まったものが多いように感じます

工場のようでもあり実験室のようでもある工房の内部　
右側にある穴のある機械はガラス吹きをするときの炉　
下の写真は様々な素材や道具

0

作品はどのようなことを大切に考えて制作されていますか
「ガラスというと夏のものというイメージかもしれません。でも、夏ばかりでなく一つ一つていねいに作られた作品をお使いいただき、心豊かに生活していただきたいと思っています」

0

studio RISAの名前の意味や由来を教えてください

「私の名前立子のRI、夫の西郷のSAを合わせた名前です」

0

ガラスの作品作りはどのようなところが大変ですか
「特に吹きガラスの熔鉱炉の中でガラスを溶かした状態で維持するのは大変です。ガスなども大量に使いますし原料も国内の店から購入しても、元が海外から輸入されるので価格が上がっています」

0

studio RISAの作品はどこへ行けば買えますか
「まず、こちらの工房にお越しいただければ買えます。その際には是非事前にお電話をお願いします。それから茨城県北茨城市のガラス工房シリカでも販売しています」

0

今後の展示や販売の予定などありましたら教えてください

「12月にギャラリー創芸工房でほかのいろいろな作家の皆さんと企画展をする予定です」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ギャラリー創芸工房」での展示予定

-ちっちゃな幸せ-
「 私のお気に入り展-１８」
１２月７日（土）～１２月２２日（日）
10:00ＡＭ～5:00ＰＭ＜会期中無休＞
〒９７１－８１４１
福島県いわき市鹿島町走熊小神山６０－１
TEL　０２４６－８９－３８２６
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

0

他にここでどのようなことができますか
「体験講座がありガラスでの作品作りができます。
今、吹きガラスはできませんが、下の写真のような箸置きや中皿などを組み合わせた作品作りは一人税込み４５００円でできます。ガラスを組み合わせて模様などを作られた後、電気炉で溶かし冷ますのでこちらで体験作業をしていただいた後1週間ほどいただいてからお渡ししています」

上　電気炉で加熱する前のガラスの土台に切ったガラスを並べた状態　中皿と箸置き
下　電気炉で加熱後、冷まして完成した体験講座参加者の作品　中皿と箸置き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
studio RISA

（住所）　いわき市遠野町入遠野字大多田２５
（電話）　０２４６－８９－３２５８
（休業日）　不定休
（営業時間）　１０：００～１６：００

（ｂｙたっく）