人形遣い「木偶舎+勘緑」さんたちがいわきへお越しになります
3月10日は 東田町「ワンノートカフェ」で公演
3月11日は 岩間海岸で慰霊
写真は「木偶舎+勘緑」さんたちのいわき市での慰霊、
公演に先立ち気仙沼市で行われるイベントのお知らせです。
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勘緑さんは、元(財)文楽協会技芸員だった方で、二世桐竹勘十郎(人間国宝・故人)に師事。
33年在籍ののち文楽座を辞しフリーの人形遣いとなられた方です。
震災後からほとんど毎年、3月になると、ここいわきで慰霊や公演をしておられ、
今年もお越し下さるとのことです。
今回も気仙沼の後にいわきに来られるということで、
勘緑さんにかわってイベントを主催する「勿来ひと・まち未来会議」の会長であり、
「株式会社ビーシー」代表取締役の関根匡(せきねただし)さん(コーヒー焙煎のブラウンチップのオーナー)にお話を伺いました。
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今年も「木偶舎+勘緑」さんたちがいわきにお越しくださるということですが
メンバーはどのような方たちでしょうか
「勘緑さんと人形遣いの方が他に2名、歌手の高瀬麻里子(たかせまりこ)さん、
篠笛の阿部一成(あべかずなり)さんで総勢5名とのことです」
「木偶舎+勘緑」さんたちは去年はいわきにお越しになりませんでしたが・・・。
「去年1月1日に能登で大地震が発生したのでそちらへボランティアに行っておられたということです。今年も度々能登へ行かれているそうです」
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近年、文楽の人形遣いになられる若い方がいないということで文化の継承が危ぶまれているそうです。
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また、文楽の世界ではこれまで人形遣いは男性のみという伝統があったとのことです。
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こちら「木偶舎+勘緑さん」の一昨年の公演の際には、
頭・手・足と1つの人形を3人で操られるうち 2人は女性で
勘緑さんとともに見事に人形に命を吹き込んでいらしたのが印象的でした。
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また、歌い手の高瀬麻里子さんは多方面で活躍、昭和音楽大学非常勤講師などもされ
その歌声は、故・谷川俊太郎さんに
「まこりんの歌で聴くと、詩が活字で読むよりもずっと深く心に届くのに驚く」
と言わしめたとのこと。
篠笛(しのぶえ)の阿部一成さんは世界数十か国を公演でまわられているとのことです。
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公演・3月10日(月)(公演内容については当日)
(開場) 18:00
(開演) 18:30
(場所) いわき市東田町「ワンノートカフェ」
(住所) いわき市東田町2-16-11
(電話) 0246-63-4522
(料金) 投げ銭ということでお願いします
(駐車場) ワンノートカフェ敷地
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慰霊
3月11日(火)岩間海岸にて
「震災発生時刻に合わせてとのことです」
(by.たっく)
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