蛭田まい(以下蛭田):
いわき市の子育てにまつわるさまざまなお話を伺うみんなでサポートーク。2月のゲストをご紹介します。 「一般社団法人Wendy」代表理事の三浦綾さん、そして理事の座間郁子さんです。 三浦さん、座間さん、よろしくお願い致します。
お二人:
よろしくお願い致します。
蛭田:
まずは、このWendyがどんな活動をされているのか、教えていただけますか?
座間さん:
はい。日常的には、お子さんの一時預かりと、ママたちの居場所ということで、スペース貸し、カフェ利用ですね。 それと、お教室をいろいろとやってます。教室は、先生になりたての方が「初めて教室をやってみたい」とかっていうところからのサポートをちょっとさせていただいています。、もちろんできる先生が来ていただいても、全然大丈夫なんです。
蛭田:
そうですか、そこはもう問わずで。
実は私、Wendyさんには託児のイメージがあったんです。色々やってるんですね。 託児もあり、教室もあり、カフェ利用みたいなのもありということで、毎日 お忙しいんじゃないですか。
座間さん:
そうですね…
三浦さん:
(笑い)声出してよかったですか。
蛭田:
もちろんです。(笑い) しかも、三浦さんはいわきにはあんまりいらっしゃらないとか。
三浦さん:
いや、今は基本、いわきと広島を両方行き来しながら、震災からもう14年近くになりますけども。
蛭田:
そうですか。
三浦さん:
そうなんですよ。 でも、震災の前からこのWendyはありますので、継続をするということで、スタッフさんと一緒に。不在の時は支えていただきながら、一緒にいわき市内にあるお母様の声だったりとか、いろんな方のお話を聞いて、あとは本当にお母様の声をしっかり受け止めて、それに基づいて私たちに何ができるのかというのを、スタッフさんとみんなで話し合って、じゃあ4月からどんなことをやろうかなっていうのを、新しいものを作るときは そういったこともやっています。年々、積み重ねての今があります。
蛭田:
心強いそのスタッフさんのサポートもあって、ここまで歩んでこられたということですね。
三浦さん:
ありがとうございます。
蛭田:
Wendyさんの設立のきっかけって何だったんですか?
三浦さん:
私はあの三姉妹の母なんですけれども、今、三女が高校3年生になりましたけど、この子が七カ月ぐらいの時に、もう私も3番目の子だったので、ちょっと余裕も出てきて、はい、全くもってイライラもせず。その時に、まあ、せっかく三女が生まれたし、お家にいるんだったら、家族のために美味しい料理を作ろうかなと思ったんです。
蛭田:
ああ、いいですね。
三浦さん:
ちょっと教えてもらってこようかなと思って。 料理教室に申し込みのお電話をしたんですよね。そしたら、「ごめんなさい、小さなお子さんはお断りしてるんです」って言われちゃったんですよね。それで、『あれ?』と。上2人とは結構年が離れているんですよね(8つと6つ)。そうすると自由に外に出れてたのに、3番目を産むことによって、私の行動に制限が出るんだっていうことを改めて気づかされて。自由だったのが。
蛭田:
急にね。
三浦さん:
そう、それで『あれ?なんで三女がいるからダメなのかな』とか、例えば、『お母さん達っていうのは、やりたいことを諦めなくちゃいけないのかな』とか。当時に自分に重ねて、ちょっと考えたんですよね。そのときに、『あっ、そうだ!』ってひらめいたんですよね。 で、子供と一緒に参加できる教室っていうか、そういう場を 自分で作ればいいじゃないかって(思った)。ちょっと無謀なんですけど、その『そうだ!』と思ったことを形にしようって つい思ってしまって。それで、「くりーむそぉだ」っていう、記憶にある方が、私と同じ年代で多分いらっしゃると思うんですけど。もう過去の話、Wendyの前の話です。
蛭田:
前身になった話。
三浦さん:
はい。その立ち上げの時は、思い立ってしまったので、本当に折りたたみの簡易ベッドと携帯電話と、軍資金に5万円だけを持って、月に一度の託児付き教室をやるって決めたんです。
蛭田:
えー、すごいですね。
三浦さん:
内容はハンドメイドの教室とあとお料理教室で、どちらも私がやりたい教室。
蛭田:
三浦さんのやりたいことを。
三浦さん:
はい。で、そこには三女を抱え、マンツーマンで(教えてもらった)。だからその簡易ベッドの中で三女はつかまり立ちを覚え、参加してくれたお母さんたちが連れてきたお子さんも、みんなそこに入っていってるわけです。
蛭田:
かわいい!もうみんなでわちゃわちゃって。
三浦さん:
みんな勝手に遊んでもらって。
蛭田:
違う大人たちもまた見てくれるわけですからね。 で、そのそういうのが始まりで。 三浦さんの思い立ってからの行動がすごいですね。 形にするまで。
三浦さん:
はい。でもね、その時に、このラジオを聞いてくれているかどうかわからないですけど、同じ幼稚園のお母さんだった方が、もう既ににいろんな企画をされてたんですよね。 で、私が「断られちゃったんだ」っていう話をして、『こういうことをしたらいいのかな? 私みたいな人はどうすればいいんだろうね』って色々話を聞いてくれたんです。そして「そんなのできるよ!」って背中を押してくれたママ友がいたんですよ。彼女と喋ってるうちに、『そうだ!』って思ったことを形にする、決めていくって話になった時に、『そうだ!』のそうだで「くりーむそぉだ」って 名前も一緒に考えてくれたんです。
蛭田:
すごい。 ネーミングセンスが良い。クリームソーダって美味しいものかと思ったけど、『そうだ!』が含まれているんですね。
三浦さん:
そうなんです。 それを電話で、 彼女と「じゃあ、くりーむそぉだにする」って決めちゃった所から始まったんです。
蛭田:
すごい。
三浦さん:
チラシの出し方も、いろんなところの無料を使って。
座間さん:
フリーペーパーとか。
蛭田:
新聞の片隅だったかもしれないし、 そんなところを使って。
三浦さん:
もう本当に、ちょっと教えていただいたものをとにかく挑戦してみて。毎月必ずやるっていうことだけしか決めてなかったんです。
イベントを回って、会場で素敵なものを作ってる方を見たら、「すいません。 これ先生やってもらえませんか?」 って(スカウトをした)。私が作りたくて。
蛭田:
ああ、いい、一番いいです。 だって、ママが楽しむのが一番ですもんね。
三浦さん:
そうなんですよね。だから、その方々が「先生に?」って言いながら、なってくださって。 ハンドメイドとか料理でも、やっぱり素晴らしい技術を持っていらっしゃるので、その才能のファンを増やしていこうっていう。 お母さんたちが持っている才能をしっかりと皆さんに伝えるっていうのも、たぶん当時の私の中では嬉しいことでしたね。
蛭田:
お互い良いですね。 その先生は先生でさらに成長できて、ママはママで楽しむみたいに。
いや、なんかもうすごい勢いのお話を聞いて、今月ワクワクしてるんですが、あっという間に今週お時間が来てしまったので、来週からいろいろ伺っていきたいと思います。 なので、また来週からよろしくお願いいたします。
『みんなでサポトーク』。きょうは「一般社団法人Wendy」代表理事の三浦綾さん、そして理事の座間郁子さんにお越し頂きました。ありがとうございました。
お二人:
ありがとうございました。
蛭田:
来週も色々なお話を伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>