【9月のゲスト】
一般社団法人 SJW
代表 フェルナンド・ダナンジさん
事務 石田有里さん
https://www.facebook.com/sjwtairango/
このページの下部では、
耳の不自由な方のために トーク内容の文字起こしを行っています。
9/5 一般社団法人 SJWについて
「FMいわき 子育てひろば『みんなでサポトーク』」毎週木曜日 17:24頃~放送中!
✉皆さんからのメッセージを募集しています。
日々の子育て話はもちろん、あれってどうなの?こんなことを取り上げて欲しい!など、
質問・ご意見も大歓迎!メッセージフォームから送ってください!
<文字起こし>
蛭田まい(以下蛭田):
いわき市の子育てにまつわる様々なお話を伺う『みんなでサポトーク』。9月のゲストをご紹介します。
「一般社団法人SJW」から、代表のフェルナンド・ダナンジさん、そして事務の石田有里さんです。ダナンジさん、石田さん、よろしくお願いいたします。
お二人:
よろしくお願いします。
蛭田:
早速ですが、「一般社団法人SJW」について教えていただけますか。
石田さん:
はい。「一般社団法人SJW」とは、2022年5月に設立し、福島に住んでいる外国人及び日本人支援を目的とした活動団体です。
主に不登校になっている子のためにフリースクール運営や子ども食堂の運営、外国人の困りごとをサポートする支援を行っています。
蛭田:
はい。 この団体を立ち上げたということで…石田さんは日本人でいらっしゃるんですが、ダナンジさん、 はじめまして。よろしくお願いいたします。
ダナンジさん:
よろしくお願いします。
蛭田:
ダナンジさんは、この団体を設立しようって思ったきっかけってなんだったんですか。
ダナンジさん:
私は、2005年に日本語学生として日本に来年したんですけれども。
蛭田:
ご出身ははどちらになりますか。
ダナンジさん:
スリランカです。2004年のスマトラ(島沖)地震で、スリランカも(被害に)あったんですね。それで、(東日本)大震災の時、 津波で困ってる方々をテレビで見て、その時は東京に居たんですけれども、ちょっと手伝ってあげたいなと思って。
そこで、大手のところに「ボランティアで行きたいんですけれどもどうしたらいいですか?」って電話かけたら、「今、外国人はグループで受け入れるんですけれども、個人では受け入れない」ということだったんですね。 それで、「困った時はお互い様」という言葉。日本学生の時、私がお世話になってた、ヨシコ・ヤナギさんから教わっていました。困った時 助けてあげられないなら…(と思い)ずっと日本にいるつもりでいますので、やっぱり帰化した方がいいなと思って、 2012年7月に帰化できたんですけれども。
蛭田:
そうですか。
ダナンジさん:
それから、その時は私、ITエンジニアとして 働いていたんですけれども、東北エリアでITエンジニアとしての仕事はないなと思って、モンテッソーリを学んで。私の日本語と、できる範囲で心のケア、子供たちの心のケアも考えていわきに入ってきたんです。
その時私は、自分のお金で外国人と子供の支援をしていて、任意団体みたいな形だったんですけれども、 私の周りの方々は「もっと広い範囲でやるためには一般社団みたいな形で登録した方がいいよ」っていう事で、 2022年にSJWとして登録することができました。
蛭田:
そうでしたか。まだこう、設立されてから、ホヤホヤの団体にはなるんですが。
個人で最初は活動されていてね、そのダナンジさんの姿を見て、もうちょっと大きくした方がいいよっていう周りの声があって、今に至るわけなんですね。
ダナンジさん:
そうですね。
蛭田:
ダナンジさん、日本語がとってもお上手です。
ダナンジさん:
まだまだです。
蛭田:
びっくりしてしまいました。そうでしたか。じゃあ、今は晴れてこう設立をして、いろんな大きなこともできるようになってきたということなんですね。
ダナンジさん:
そうですね。
蛭田:
SJWさんでは、9月28日土曜日に、 大きなイベント「いわきインターナショナルデー2024」を開催するということで、今回はそのお知らせもしていただけるんですよね。このイベントっていうのも、今ダナンジさんがおっしゃったような思いが込められているんですかね。
ダナンジさん:
そうですね、外国人と外国人同士のネットワークも作りたいなと思ったり、あとは外国人と日本人のネットワークも作った方が(いいと思ったり)。
やはり日本は縦型の繋がりはあるけど、横型の繋がりはあまりないので。ネット(網)にならないんですよね。ネットワークにならないので、ネットになったら、人々はこぼれないなと思って。
あと、外国人が輝く場所はいわきにあまりないですね。東京だったら、1年に1回、代々木公園で「ナマステ・インディア」とか「スリランカデー」とか、色々な国々のフェスティバルみたいがあるんですけれども、いわきにはそういうところはまだまだないなって。あと、1つ1つの国だったらすごく小さなイベントになりますので、いわきインターナショナルという(大きな)形で、やろうかなと思って、2023年にやりました。
蛭田:
昨年ですね。じゃあ第2弾として今年も開催ということなんですね。これ、内容ってどうですか、石田さん。
石田さん:
はい。「いわきインターナショナルデー 2024」の内容といたしましては。ニュージーランドやフィリピン、ベトナム、バングラディッシュなど 8カ国の方々にお集まりいただいて、飲食を販売したり、文化のものや民族衣装を展示したり、 ダンスや歌などのステージパフォーマンスを行っていただく予定になっています。
蛭田:
じゃ、盛りだくさんの内容になりますね。
石田さん:
そうですね。はい
蛭田:
はい。もうちょっとね、日があるということで、今月また別の回に改めてお知らせさせていただけたらなと思います。
次回からはSJWさんの 活動について詳しく伺っていこうと思っております。お2人ともよろしくお願いいたします。
お二人:
よろしくお願いします。
蛭田:
そろそろお時間となりましたので、この辺で。
『みんなでサポトーク』。今日は「一般社団法人SJW」代表の フェルナンド・ダナンジさん、そして事務の石田有里さんにお話を伺いました。ありがとうございました。
お二人:
ありがとうございました。
蛭田:
来週もいろいろなお話伺います。どうぞお楽しみに。
<終わり>
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